扉の向こうで見つけたもの

扉の向こうで見つけたもの

扉の向こうで見つけたもの

猫がゴロゴロ喉を鳴らしていた先日のことです。
扉を開けてみるようにと、猫が前足をかりかりやって命令してきたので、仕方なく扉を開いてあげることにしました。
その扉はいつも出入りに使っているもので、そこをあければ室内を自由に移動することができます。
猫を飼っているとこういうことは日常茶飯事で、誰もが体験するものです。
しかしこの日ばかりはちょっと様相が違っていて、猫の反応が少々おかしかったのです。
扉の向こうに行った猫は、そこでいきなり走り出して別の部屋に向かいました。
それが気になってついて行ってみると、家の外が見渡せる窓の近くに立ったのです。
そして外に出すようにという仕草をしたので、仕方なく至愚さに従って窓を開けてやることにしました。
どうせ他の猫たちと集会でもやるのだろうと思っていましたが、実際には出て行きません。
なぜかと思って待っていると、他の猫がやってきました。その猫は魚を加えていて、それをうちの猫の目の前に置くと一緒に食べ始めたのです。
うちの猫はいつのまにかその猫と一緒に食事するということが日課になっていたようです。
それからはその猫と一緒に暮らすということがうちの猫にとっての日常の一部となり、窓を開けっ放しにして外に出られるようにしています。
おかげで食費が下がってきてとても助かっているのですが、雄逸の謎はあの猫は毎日どこから魚を調達しているのか、ということです。
いずれ暇があればそれを調べてみたいと思います。